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2012年 06月 17日

バラ満開の神代植物園

ちょっとフィルム風に仕上げてみました♪

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少し前になりますが、ロケで神代寺植物園へ行ってきました。

そばが美味しいというので気になってはいたものの、

都内にありながら、いままで一度も足を運んだことがありませんでした。

5月の終わりはバラが満開で、ほんっとにいい香り!

隣にはそばで有名な深大寺があり、昼食に立ち寄ってみました。

肝心のそばは上手に撮れなかったので写真がありませんがー

深い森のなかに味のあるお店が並んでいて、とってもいい感じ。

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水木しげるさんが住んでるの? とかで、ゲゲゲのお店がありました。
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ちょうちんが目玉です。

あと、椅子がぬりかべでした。


デジタルカメラマガジンの連載で、とっても素敵にお花を撮られる

わたなべもも先生のコーナーを担当させていただいてます。

お花をキレイに撮り方は、ぜひ見てくださいね~。
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by risakan | 2012-06-17 22:14 | おはな
2012年 06月 01日

いつの日かまた…

初恋とよぶのか、仲間意識なのかは、微妙な時期だけれど。
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心にぽっかり穴があいた、という感覚を、いつ頃知っただろうか。

息子が大好な女の子のMちゃんが、アメリカに引っ越してしまうことになった。
最後の登校日、お別れ会ではみんな泣いていたけれど、
涙もろいはずの息子は泣かなかったという。

その日、帰ってきてすぐにランドセルを放り投げて遊びに行った息子は、
暗くなるまで帰ってこなかった。いつもはこんなに遅くなることはないのに。

だけど、今日だけは怒らないでおこうと思った。
きっと、別れを惜しんでいるのだろうと思ったから。
やっぱり、同じクラスの子やら、仲良しの女子やら、たくさんの友達が、
最後のお別れをするために集まっていたそうだ。
泣いている子もたくさんいたけど、やっぱり息子は「泣かなかった」んだという。

「そこに居たはずのものが、ないって、すごく寂しいんだよね。
残されたほうが、行く人より寂しいものだよ」

私は、そう言った。

翌日、学校から帰ってきた息子は元気がない。

「やっぱり、いないね」

とボソリ。

「心にぽっかり、穴があいたみたいじゃない?」

「うん。穴があいて、なんか痛い。しかも真ん中が痛いよ」

へぇ、そうなんだ。穴が開いただけじゃなくて、3年生でも胸が痛かったりするんだね。

「思い出がいっぱいありすぎたからさぁ」

と言って、鼻をすすりながら息子は続けた。

「最初の思い出は、ぼうし。街探検のとき、ぼうしで遊んだんだ。

…公園。

教室の席。

Mちゃん家のマンションの下。

いつもの帰り道。」

 思い出の場所を、単語で次々とあげた息子は、そのままソファーに小さくうずくまった。
まるで胎児のようなかっこうで。顔を両手でおおって泣いていた。

――2ヶ月ほど前だっただろうか。息子が書いたラブレターを、
母ちゃんは「ちょっと見せてよ~!」とジャイアンのように
無理やりとりあげて読んでしまったことがある。
その手紙には、「前に怖がらせちゃってごめんね。でも、好きだからやっちゃったんだ」とか
かわいいことが書いてあった。
ないしょの手紙を読まれた彼は、恥ずかしさのあまり、
うつぶせになって大声で泣き出してしまった。

ごめん…大人げなかったよ、母さん。

だけど、人を好きになるって素敵なことなんだよ!とかなんとか、
我ながら正当防衛だなと思いながら弁解めいた言葉をかけた気がする。

その数日後、

「Mちゃん、アメリカに引っ越しちゃうんだってね」

とポツリと息子は言った。
そうだったのか。だから、手紙を…なるほどね。
いやー、なおさら母ちゃん反省…

とはいえ、そんなことがあってからというもの、
息子はもう隠さなくてもいいやというように、あけっぴろげにMちゃんのことを
話してくれるようになった。
結局、自分の口で思いを伝えた息子は、

「もう手紙なんかわたす必要ないんだ」

と誇らしげに言っていた。
そして、旅立ちの前にMちゃんからも「大好き!」というかわいい手紙をもらって、
これまた誇らしげに、われわれの 見える位置 にしれっと置いていた。

――そんないきさつがあったわけだが。



 「今日の朝、学校に行ったら、『みんな、ありがとう』って、大きな字で黒板に書いてあったよ」

と息子は言った。
最後の登校日の放課後、みんなが帰った後、Mちゃんが教室の黒板に書いたそうだ。
泣きながら、一人で。

オレンジ色の斜光が入る教室で、線路を走る電車の音が時折聞こえるこの教室も、
今日で最後なんだと思いながら、Mちゃんはチョークをにぎりしめただろうか。

フェイスブックとか、大人になった私たちは、かんたんに連絡をとってしまえるけれど。

またいつか、会える日があるのだろうか。

一生、会えないかもしれない。

そんな、覚悟のある別れの経験を、

彼は宝物として、

その「心の真ん中」あたりに刻んだんだろうなと思う。
 
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by risakan | 2012-06-01 22:32 | こども